饒舌映画ブログ

誰もが、映画をめぐってひたすら饒舌であったときの快楽を知っている。同時に、その果てに待ち受けている徒労の実感をも体験している。映画によって言葉を根こそぎ奪われた瞬間の無上の甘美さをたぶん、あなたは知っているだろう。そして、その沈黙にいつまでも耐え続けることの息苦しさをも知っているに違いない。欠語と饒舌のいずれを選ぼうとも、救われたためしなどかつてありはしなかったのだ。――『リュミエール』誌 《創刊の辞》より

エリック・ロメール

エリック・ロメール監督『海辺のポーリーヌ』

『海辺のポーリーヌ』(Pauline à la plage, 1983)エリック・ロメール エリック・ロメールの僥倖とも言えるレトロスペクティブ、ただいま全国を巡業中の特集上映《ロメールと女たち》に行ってきた。 個人的にはこれまで、なんとなくフランス映画の恋愛至上…

【News】エリック・ロメール監督特集上映『ロメールと女たち』

エリック・ロメールのフィルム(ではなく、デジタル・リマスター)が全国を回っている。すでに上映が終わっている角川シネマ有楽町以外の会場でかかるのは、以下の5作品。 ・『海辺のポーリーヌ』(1983) ・『満月の夜』(1984) ・『緑の光線』(1985) ・…