饒舌映画ブログ

誰もが、映画をめぐってひたすら饒舌であったときの快楽を知っている。同時に、その果てに待ち受けている徒労の実感をも体験している。映画によって言葉を根こそぎ奪われた瞬間の無上の甘美さをたぶん、あなたは知っているだろう。そして、その沈黙にいつまでも耐え続けることの息苦しさをも知っているに違いない。欠語と饒舌のいずれを選ぼうとも、救われたためしなどかつてありはしなかったのだ。――『リュミエール』誌 《創刊の辞》より

2016-07-12から1日間の記事一覧

【月報】Filmarks – May / June 2016(+月間アクセス・ランキング)

「とりあえず押さえておかなくちゃ」的な話題作を真面目に追いかけていたら、少し疲れてしまった。別に、興味がないなら最初から観なければいいのだけど、なんとなく、義務感に負けてしまった作品がいくつかあった。『レヴェナント: 蘇えりし者』なんて、文…