饒舌映画ブログ

誰もが、映画をめぐってひたすら饒舌であったときの快楽を知っている。同時に、その果てに待ち受けている徒労の実感をも体験している。映画によって言葉を根こそぎ奪われた瞬間の無上の甘美さをたぶん、あなたは知っているだろう。そして、その沈黙にいつまでも耐え続けることの息苦しさをも知っているに違いない。欠語と饒舌のいずれを選ぼうとも、救われたためしなどかつてありはしなかったのだ。――『リュミエール』誌 《創刊の辞》より

2016-07-10から1日間の記事一覧

【News】エリック・ロメール監督特集上映『ロメールと女たち』

エリック・ロメールのフィルム(ではなく、デジタル・リマスター)が全国を回っている。すでに上映が終わっている角川シネマ有楽町以外の会場でかかるのは、以下の5作品。 ・『海辺のポーリーヌ』(1983) ・『満月の夜』(1984) ・『緑の光線』(1985) ・…

【News】生誕100年 映画監督 加藤泰

生誕100年を記念し、東京国立近代美術館フィルムセンターで加藤泰の大回顧特集が7月12日から始まる。上映はすべてフィルムでなされるようで、音声が飛んでしまっている作品もそのままかかるようだ。地方市民からすればムカつくほど羨ましい超豪華なレトロス…